晴海まどかさんの新作小説『体育館倉庫chattering』とインタビューが『月刊群雛 (GunSu) 2014年09月号』に掲載! #群雛

月刊群雛 2014年09月号

『月刊群雛 (GunSu) 2014年09月号』には、晴海まどかさんの新作小説『体育館倉庫chattering』が掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューの一部を公開します。

── 「どんなお話?」「カギ括弧だけの小説だって」
『体育館倉庫chattering』

まず簡単に自己紹介をお願いします

 晴海まどか(はるみ・まどか)。一九八三年生まれの乙女座のA型。
七年強テクニカルライターとして会社勤めをし、その後フリーに。三度の飯より書くのが好きな書く方の活字中毒。主に小説を執筆。ヤング・アダルト作品が中心だが、わりとなんでも書く雑食系。
Kindleストアを中心に出していたが、楽天koboやiBooks Storeなどのストア配信も始める。
好きなものはムーミンと椎名林檎(しいな・りんご)、趣味は音楽活動。

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http://p.booklog.jp/users/harumima

この作品の内容を簡単に紹介して下さい

「こんにちは、今作の主人公をやってる一小路真実(いちこうじ・まみ)です」
「こんにちは、相方の間宮優樹(まみや・ゆうき)です!」
「……『相方』とか気安く名乗らないでもらえる?」
「細かいことはいいから先に進めてください」
「はい、というわけで、私が作品紹介をします! 今作は、うっかり体育館の倉庫に閉じ込められちゃった高校生二人が、ひたすらしゃべってるお話です。以上!」
「非常に簡潔! 『chattering』は、英語で『おしゃべり』って意味だね」
「今作は、カギ括弧「 」の会話だけで書かれてる対話体小説です。彼らはなぜ倉庫にいて、閉じ込められ、そしてすぐに助けを呼ばないのか? が、明らかになっていく構成です」
「会話だけで?」
「そう、会話だけで」
「これまたチャレンジング!」
「ちなみに、アンソロジー短編集『はーべすと』掲載の『白雪姫のための毒リンゴ(ジュース)事件』っていうお話でも私たちは活躍しています。『はーべすと』はもうすぐKindleストアで発売開始する予定なんだって!」
「要は、キャラクターを使い回したってことだね」
「シリーズものと呼んであげてください!」

この作品を書いたきっかけを教えて下さい

「この作者、こんなふざけたインタビュー書いてるくせに、これまで会話劇っぽいものをあまり書いたことがなかったそうです」
「そうなの? 色々ふざけてるね」
「なので、会話ばっかりでどれだけ書けるかの実験・練習、みたいなつもりで書いたと」
「果たして実験は成功したのか……」

この作品はどんな人に見て欲しいですか?

「今作はこのインタビューと同様、徹頭徹尾、軽い感じで書かれてます」
「気軽に文章を読みたい人によさそうだね」
「会話だけだし、サクッと読めるんじゃないかな。対話体小説ってどんなんよ、って人にもオススメしたいです」
「あとは、ラブコメが好きな人にもいいんじゃないかな!」
「誤解を招く宣伝はしないでください!」
「誤解も何も──おうふっ!」
「あ、ごめん、ちょっと手が滑った」

晴海まどかさんの新作が掲載されている『月刊群雛 (GunSu) 2014年09月号』は、好評発売中です!

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