小説『こちら海老名市役所なんでも課』のサンプルが『月刊群雛 (GunSu) 2014年12月号』に掲載! ── 婆雨まうさんへのインタビュー

月刊群雛 2014年12月号表紙

『月刊群雛 (GunSu) 2014年12月号』には、婆雨まうさんの小説『こちら海老名市役所なんでも課』のサンプルが掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューをご覧ください。

こちら海老名市役所【なんでも課】

── まず簡単に自己紹介をお願いします。

 婆雨まう。ばうまうと読みます。神奈川県出身。
 ハラハラドキドキ。まさに予測不能。大人のエンタメ系、マンガ小説を書いています。鬼才、婆雨まうがあなたの価値観を根底からひっくり返します。グアム、サイパンで暮らしたことがあります。元転勤族の引越しマニア。カオスな世界を心ゆくまでご堪能ください。

── この作品の内容を簡単に紹介して下さい。

 小笠原富蔵の朝は、一杯のモーニングコーヒーで始まる。海老名市役所を舞台に【なんでも課】の職員総勢6名が住民の難問、珍問を解決する地域密着型ストーリー。スズメバチの駆除あり。犬の死体処理。猫の捕獲。避妊処理。アリゲーターガーの捕獲……などなど。市を思い、国を憂う、熱き男達の熱血ストーリー、ここに参上。神奈川県は海老名市、海老名市役所が舞台になった初の小説です。

── この作品を書いたきっかけを教えて下さい。

 一人の男の栄光、挫折、転落。そして再生する姿をおもしろいエピソードを添えて書いてみたいと思い、筆を執りました。なんでも課の仕事も、読者様から好評をいただいております。

── この作品の執筆にはどれくらい時間がかかりましたか?

 だいたい1作仕上げるのに、4カ月を要しています。なにもしない、ぼーっとしてる期間もかなりありますので、実質2カ月くらいでしょうか? 命を削って小説を書いているようなところがありますので、しばらく筆休みしたいなと毎回書き上げるたび、思っています。

── この作品を書くにあたって影響を受けた作家や作品を教えて下さい。

 この作品とは作風が違いますが、片岡義男(かたおか・よしお)さんの『彼女が風に吹かれた場合』。森瑤子(もり・ようこ)さんの、『熱情』、『アイランド』みたいな本が書きたいなと思っています。シドニー・シェルダンさんが理想で、憧れです。

── 注目している作家がいたら教えてください。

 川口祐海(かわぐち・ゆかい)さん。まだ『リョウオモフィン』と『キョージ&マーディ ブラッド・リレーション』の2冊しか読んだことないですけど、おもしろかった。『ニュー・ワールズ・エンド』は、ダウンロードのみで、次の楽しみに残してあります。目指すものが似ているような気がしました(わたしだけが思っているのですが)。

── 今後の活動予定を教えてください。

 4~5カ月に1冊のペースで、本を出版予定です。次は、エッセイを執筆予定です。それから3冊、書くものが決まっています。1冊はかなり煮詰まっていて、もう1冊は旅行。取材後、執筆予定。絵本も近々出版予定です。

婆雨まうさんの既刊サンプルが掲載されている『月刊群雛 (GunSu) 2014年12月号』は、下記のリンク先からお求め下さい。誌面は縦書きです。

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