制作・販売・配信プラットフォーム「ブクログのパブー」概要

posted by 鷹野 凌


電子本の制作と販売プラットフォーム「ブクログのパブー」の概要です。




特徴


ブログ感覚で簡単に電子の本が制作でき、配信や販売もできるプラットフォームです。基本は無料で利用でき、売れた場合に手数料がかかるという形です。無料配信の場合は、費用がかかりません。


  • ブログの編集ツールと同じように、ウィジウィグエディタ(WYSIWYG=What You See Is What You Get=見たままが得られる)とHTMLソースエディタを切り替えて利用できる
  • ジャストシステムの「一太郎」連携でEPUBをアップロードできる
  • 作成できる電子の本は、EPUB 2とPDF、または、ブラウザでそのまま閲覧
  • 画像をZIPで圧縮してまとめてインポートできる(マンガや写真集などの場合に便利)
  • 決済方法は、クレジットカード、おさいぽ!(銀行振込・コンビニ振込・ゆうちょ振替、WebMoney、PayPal)に対応している
  • メルマガみたいに「連載」更新ができる(月額課金対応)
  • 読書コミュニティサイト「ブクログ」と連携している
  • Movable Type(TypePad)形式のブログデータをインポートできる
  • 作成した電子の本を、オンデマンド印刷で紙の本にできる(料金表
  • 他作品購入者への割引設定ができる
  • ロイヤリティは販売価格の70%

プロ版(月額525円)を使うと、以下の様な機能が追加で利用できます。


  • PDFインポート機能(画像向け)が使える
  • 自作EPUBやPDFがアップロードできる(この場合は、EPUB 3でも可)
  • 外部ストア(Kindleストアとkoboイーブックストア)へ連携配信できる
  • 外部ストア販売でのロイヤリティは、Kindleストアが35%、koboイーブックストアが50%
  • 予約公開・タイムセールス機能が使える
  • 有料販売の価格上限が3000円から6000円にアップする
  • 購入ファイルに購入者のメールアドレスを埋め込む(ソーシャルDRM)機能が利用できる
  • マイページのデザインがカスタマイズできる
  • ブラウザ閲覧画面の広告が消える


メリット


  • ブログに慣れている人なら、とにかく簡単に制作できる
  • ユーザー登録が簡単(Facebook、Twitterログインに対応)
  • パブーで売れた情報は、ほぼリアルタイムで随時把握ができる
  • パブーで購入してくれたユーザーには、更新版を簡単に配信できる
  • パブーを窓口にすることで、Kindleストアとkoboイーブックストアにも配信ができ、個別に契約する場合の面倒な手続きが必要ない(※プロ版のみ)


デメリット


  • ブラウザのエディタがやや重い
  • EPUB 3の制作ができない(つまり縦書きの本はつくれない
  • パブーそのものには集客力があまりないので、載せただけではまず売れない(これはだいたいどこのストアでも似たようなもの)
  • パブートップページの「おすすめピックアップ」に載っても、そこから更に売れるようなブーストがかからない
  • 外部ストア連携したファイルがすぐに更新できない(※プロ版のみ)
  • 外部ストア連携で購入してくれたユーザーに、更新版をすぐに配信するのが難しい(※プロ版のみ)
  • 外部ストア連携で売れた情報は、koboイーブックストアは翌月末、Kindleストアは翌々月末までにと、随時把握できない(※プロ版のみ)
  • 外部ストア連携で売れた分は、koboイーブックストアは翌々月末、Kindleストアは翌々々月末までと、支払いサイクルがやや長い(※プロ版のみ)

プロ版であれば、Kindleストアやkoboイーブックストアに手間なく配信できるというのは大きな魅力なのですが、更新に手間がかかるのがネックです。外部ストア連携は、紙の本を出すのと同じように、内容を徹底的に見なおして頻繁な差し替えが発生しないようにした上で利用することをおすすめします。



参考